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Nedjeljni Jutarnji
 

ウィーケンドアヴィセン紙 - Se Dagens Lys「光を見よう」
批評: 「永続的な変化」アスカー・ヘーデゴー・ボイ

「パステルカラーのネオンに包まれた家々は、揺れ動きながら新しいフォームをつくりあげる。時に迷路にもなり、脅威にもなるが、どこか心惹かれてしまう、シンプルかつゴージャスな世界。

ユリーンは各世代に数人いるかどうかの若き天才だ。彼は朽ちることのない真珠のような輝きを放つ。デンマーク舞台美術の巨匠キアステン・デールホルムのように、ユリーンは劇場を絵画に、絵画を劇場に仕立てあげてしまう。彼はただこの道を突き進めばいい」

 

ユランポスト紙 - Svantes Lykkelige Dag 「スヴァンテの幸せな1日」
批評: 「スヴァンテだって悪くない」ヘンリック・リュディン

「灰色の部屋、曲がった電信柱、細くそびえ立つ白樺の木、物語を語る合唱団、鳩がついた帽子、巣箱がのった帽子、赤い長靴から生える枝……詩的な舞台とともに物語は展開する。作家とスヴァンテを演じるのはアナス・ベアテルセン、語り手とニナを演じるのはリーセ・ボーストロップである。挙動不審でおどおどした役を演じるベアテルセンと、存在感溢れるボーストロップ。2人の衣装を手がけたのは、デンマークで最も独創的な若手の舞台美術家 ユリアン・トルダム・ユリーンである。その衣装は奇抜でありながら、とても繊細だ」

 

ベアリンスケ紙 - Halfdans Hokus Pokus 「ハルフダンのまやかし」
批評: 「家族みんなで楽しめるハルフダン・ラスムッセンの豪華なショー」アネ・リースベア

「ユリアン・ユリーンによるラスムッセンの再解釈はマジックだ。カラフルな色彩が弾け、奇妙な小物が特大サイズで登場したかと思えば、好奇心旺盛でシャイな人物が出現したりする。彼の鋭いセンスは舞台の隅々まで行き届いている。ストライプ柄のキャンディ、ロシアの民芸品マトリョーシカ人形、綱渡り、水槽……色んなものが登場して目を刺激するが、観客を混乱させることはない。唯一無二の素晴らしい才能だ!」

 

ユランポスト紙 - Peter Pan 「ピーターパン」
批評: 「海賊からもご褒美がもらえそうな舞台」ヘンリック・リュディン

「モキ・シモン・トロリンの素晴らしい振付と、童心を目覚めさせるようなステージ。若手の舞台美術家 ユリアン・トルダム・ユリーンは、作品を発表するたびに頭角を現し、その存在感を見せつけてくれる。きわめて稀な独創性をもつ彼は、過去と現在を渾然一体にして時空を超えたステージを生み出す。

1900年代のオリジナル衣装は、現代のステージに完璧に溶け込んでいる。植物が生えた壁、エネルギーを放つ温かみのある暖色、ネオンで輝くビビットなカラーの衣装に身を包む人たち……ダーリング家の子ども部屋の真っ白なドールハウスから飛び出してきたものが、ピーターパンのおとぎの世界を構成する」

 

ウィーケンドアヴィセン紙 - Faust 「ファウスト」
批評: 「悪魔へのシンパシー」リネア・マヤ・エアンスト

「素敵な青年、舞台美術家のユリアン・トルダム・ユリーンは、ブルーとホワイトで舞台に魔法をかける。ファウストの真っ白な1990年代の書斎、ファウストと悪魔のカラフルでエキゾチックな影。壁に大きくくり抜かれたまるいディープブルーの穴。その穴は地球にもなり、外界への出口にもなり、魔法の鏡にもなり、満月にもなる。

グレートヒェンがファウストを諦めると、ブルーの幕がその穴を囲い込んで揺れる。その中心に盲目の男が横になり、虚ろに眠る。それから突然、円は地獄のリングと化し、そこに落ちた女が地獄を這いつくばる……。ユリアンは魔術師である」

 

ポリティケン紙 - Svantes Lykkelige Dag 「スヴァンテの幸せな1日」
批評: 「人生は悪いもんじゃない」モナ・ディッツマー

「若手の舞台美術家 ユリアン・トルダム・ユリーンの作品はファンタジーだ。合唱団が足を踏み鳴らしながら(赤い長靴に木の枝を挿してつくった)小さな雑木林のまわりを回る。その後、軽やかな声とともに、輝く白樺林が上空から舞い降り、鳥がとまった電信柱が出現する。スヴァンテの頭のなかをひっくり返したようなカオスな世界が見事にステージに再現されている」

 

ベアリンスケ紙 - Frøken Jensens Kogebog 「ミス・イェンセンのレシピ集」
批評: 「劇場キッチン」リッケ・ロッテンスティン

「『ミス・イェンセンのレシピ集』を特別な舞台に仕上げているのは、なんといってもユリアン・トルダム・ユリーンである。生地や衣装はフルーテッド柄で統一され、3人のミス・イェンセンがブルーで縁どられたパフスリーブのかっぽう着に身を包み、食事を振舞う。見どころはユリアン渾身の着ぐるみを被ったメインディッシュだ。カリフラワー、牛肩バラの甘辛ホースラディッシュソース添え、チョコレートソースをかけた洋ナシのコンポート……」

 

シアターアヴィセン紙 - Citroner i vand 「水中のレモン」
批評: 「レモンの月の素敵なおとぎ話」アネ・ミッディルボー・クリステンセン

「筋書きのない『水中のレモン』で決定的な役割を果たしているのは若手の舞台美術家 ユリアン・トルダム・ユリーンである。彼はこの作品で本物のレモンの世界を作り出した。最近、彼はベティ・ナンセン・シアターでピーター・アスムッセンの作品『ソリ・デオ・グロリア』を上演し、死後の世界を披露したばかりでもある。『水中のレモン』の空にはレモンが散りばめられ、壁にぽっかり空いた穴「レモンの月」は外界への出口にもなる。レモンは刺激を加えると光る仕組みで、外から光が差し込んだり、手で触れたりすると、小さなランプのように光る」

 

ウィーケンドアヴィセン紙 - Peter Pan 「ピーターパン」
批評: 「シルクに包まれたピーターパン」ヤニー・スキュッド・コールド、マリカ・スキュッド・コールド

「大人になることを拒否した少年の物語『ピーターパン』が、舞台美術家の手でモダンにアレンジされた。決して色褪せることのないビビットなカラーや大胆な衣装。手がけたのは若手の舞台美術家 ユリアン・トルダム・ユリーンである。彼は舞台のシーンを1つずつ、シルクに包まれた絵画に仕立てあげる。その手腕には、感嘆の声しか出ない」

 

カルチャークーペ - Se Dagens Lys 「光を見よう」
批評: 「オーフス劇場で光を見よう」ウッラ・ストロムベア

「まずは舞台美術家のユリアン・トルダム・ユリーンに感謝したい。モダンな美しいパステルカラーを使って、彼は未来の世界を見事に視覚化してくれた。パステルカラーの蛍光灯で縁どられた家々は揺れ動き、変容し、新しいフォームとカラーを生み出す。衣装も家々の色にマッチしていて素敵だ。彼の可愛いらしさのあるアイデアや、エッセンスの抽出方法に、観客はすっかり魅了されてしまうだろう。この作品でもまた、ユリアン・トルダム・ユリーンは卓越した才能を見せつけてくれた」

 

ベアリンスケ・ティデネ紙 - Peter Pan 「ピーターパン」
批評: 「卵に閉じ込められた小さな鳥」アネ・リースベア

「この物語は美しい音色の聴こえる素晴らしい世界に通じている。鋭くも穏やかな感性をもつ舞台美術家が、物語に息吹を吹きかける。舞台のはじまりに出てくる小さな子ども部屋は、大きな夢の島へと姿を変える。壁紙や布団カバーのヤシの木の模様も、光るフラミンゴも、ウェンディと兄弟たちが遊ぶぬいぐるみも、すべてが巨大化して集合したのが夢の島である。

巨大化したフラミンゴはネオンで煌めくラスベガスの街になる。ぬいぐるみが崩れ落ちるシーンは死の崖を意味する。ピュアで詩的で光に溢れた世界が、私たちの想像力を掻き立ててくれる。舞台美術家 ユリアン・トルダム・ユリーンにとって「ピーターパン」は夢の仕事だったと言う。そして、彼はそれを最高傑作として結実させたのだ。ブラボー!」

 

ベアリンスケ紙 - Faust 「ファウスト」
批評: 「夢と悪夢の間を行き来するブルーの願い 」アネ・リースベア

「ムンゴパークとアリアス・シアタープロダクションによるゲーテ『ファウスト』の新解釈は、この上なく素敵な、恐ろしい世界である。そこでは、色彩とそのトーンで夢と悪夢の間が表現される。舞台美術家のスターであるユリアン・トルダム・ユリーンとヤコブ・ラスムッセンが巧みに使いこなすカラフルな照明が、物語のエッセンスを浮かび上がらせる。観客はその光に翻弄され、無垢と本能、光と影の間で揺れる」

 

インフォメーション紙 - Som var det i går 「昨日のように」
批評: 「リダーセーレンはまだ赤毛」アネ・ミッディルボー・クリステンセン

「舞台監督ゲア・スヴェアスと監督兼振付師のシャーロッテ・モンクスュは、ノスタルジックなキャバレーを見事に再現した。ユリアン・トルダム・ユリーンのヴァリエテ風の舞台で魚たちは元気に泳ぎ回る。また、ぶら下がる女性の脚、ガウン、編みタイツのインスタレーションは圧巻だ」

 

Gregersdh.dk - Peter Pan 「ピーターパン」
批評: 「国民劇場のピーターパン」グレガーズ・ディアキン・ホルムフェルド

「現代の子どもには言論の自由がある。そのことを理解したうえで、ユーモアたっぷりに楽しく、詩的でクレイジーな『ピーターパン』が上演された。アクションから入っていくファンタジーの世界は視覚的に楽しい。アクションとビジュアル。そこに、舞台美術家 ユリアン・トルダム・ユリーンの才能が光る。この独創的な若き舞台美術家は、昨シーズンにはノアブロシアターのスヴァンテの舞台で、花々の香りや鳥のさえずりを表現した。当時、彼は「現代のヒエロニムス・ボッシュ(ルネサンス期の天才画家)」と呼ばれた。

そして、30歳になった彼は、初夏に旅をしながら自らを「永遠のバージン」として展示する。自身のセクシュアリティについて尋ねると「説明はしません。同じ鳥を眺めるなら、正体がわからないほうが楽しいでしょう」とのことだ。

忘れられた子どもたち、ピーターパンの友達は軽やかに飛び回り、木の間から顔を覗かせ、雑木林を駆けまわる。虹色に輝く森と空、太陽と月は、まるで永遠の人生を夢見て冒険し続けるピーターパンであり、彼自身のようだ」